■作る前の方からの質問
Q白砂糖を使うと聞きました。白砂糖は体に良くないと聞くのですが?
Q白砂糖は漂白されているとききますが?
A これは誤りです。砂糖大根(てん菜)やサトウキビから作る天然由来のものです。体のエネルギー(ATPという)を作るのに必要な物で、砂糖は効率よくエネルギーが作れる良い栄養です。
A 白砂糖は漂白されていません。砂糖の結晶は透明で複雑な形をしていて「乱反射」という光の現象で白く見えるだけです。雪も同じです。
*洋服がぬれると色が濃く見えますね→生地の表面はごつごつしていて光が「乱反射」しています。水は光をまっすぐ通すので乱反射がなくなり濃く見えます。
*海は青く見えるのに波は白く見えます。波が消えると青く見えます。→これは波のシブキが乱反射して白く見えるからです。→詳しくは砂糖の知識・砂糖の誤解のページへ。
*発酵においては、黒砂糖や三温糖の色の部分が不純物となり異常発酵を起こし腐敗につながります。なので不純物のない上白糖やグラニュー糖が良いのです。
*砂糖の持つ浸透圧力で、細胞の中身を全部引き出します。そしてその糖分が細胞や微生物の餌となってみんな生きて行くのです。
だから砂糖(糖分)でないとだめなのです。手作り酵素は発酵飲料なので、発酵により砂糖は「ブドウ糖」と「果糖」の単糖になり、体にスッと吸収される糖に変わります。
*スイーツやごはん、パンを食べると眠くなりませんか? 手作り酵素はどんなに飲んでも眠くならないから不思議です。
Q砂糖を使うので糖尿病が心配
A良い結果、事例がが出ています。詳しく知りたい方はお問い合わせください。
*砂糖(ショ糖)は、ブトウ糖と果糖からなる2糖類という糖です。これが消化でブドウ糖になり体の中の「ミトコンドリア」という細胞内小器官で「解糖系」「クエン酸回路」という働きによりエネルギー(ATP)になります。*ATP→アデノシン三リン酸
*糖分が足りなくなると体は「糖新生」という方法で、脂肪やタンパク質から糖を作ります。これは効率の悪い方法です。
ミトコンドリアは熱に弱く40数度で死んでしまいます。そうするとエネルギーが作れません。現在の食事は煮たり焼いたり電子レンジと加熱調理した物がほとんどで、ミトコンドリアは死んでいます。なので糖分をうまくエネルギーに変えられないのです。
ミトコンドリアは生の物にいるので、ぬか漬けや浅漬けなど加熱していない発酵食品。野菜サラダ、果物、刺身などに生きています。
手作り酵素はミトコンドリアが生きているので、糖を効率よくエネルギーに変え血糖値が改善された、という連絡をたくさんいただいています。
*梅の酵素。梅にはオレアノール酸という成分があって糖質の消化吸収を遅らせ、食後の血糖値上昇を抑える効果があります。
Q 砂糖を使うので虫歯になりませんか
A 砂糖は発酵により「ブドウ糖」と「果糖」という単糖になります。単糖になると虫歯にはならない糖になるそうです。歯医者さんが手作り酵素を作っています。
Q 無農薬の材料でなければダメですか?
A 農薬を水に溶きそこへ「展着剤」という弱い接着剤を加え散布します。→この展着剤を落とせば良いので〈酵素で落とす方法〉があります。
又、私達の体にはP450酵素群という毒素を分解する酵素があります。→私も作るときに「先生、農薬は?」と訪ねたら「皆さんは酵素が足りないのだから、まず酵素を摂ることを考えましょう!」と説明して下さいました。
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■作っている方からの質問
Q発行中に泡が出ない! 泡がいつまでもでる! きちんと発酵しているか心配?
A 心配ありません。発酵は温度と湿度で変わります
①気温・湿度が高い時期は活発に発酵が進み泡が多く出ます。梅の酵素の時期は泡がたくさん出ます。*気温が低い時期は泡はあまり出ません。我が家では12月にユズ・キウイ・ミカン・カリンをメインにした酵素を作りますが、泡はほとんど出ません。
②材料に付いている微生物も発酵に影響しますので時期によって、材料によって変わります。③納豆や味噌は泡は出ないが発酵しています。④人それぞれ常在菌の状態が違います。そしてそれぞれ家にいる菌〈家菌〉も違いますから差が出ます。
⑤最近では日本酒を造るときに泡の出ない菌を利用しているそうです。泡の分のスペースでお酒が多く造れるからだそうです。
Q酵素液の表面に泡のような物が出来ている?
Q表面に膜が貼っている? *カビかもしれない?
A ほとんどの場合は「酵母膜」です。良い発酵が起こると膜が出来たりします。
*良い発酵をすると表面に泡のような物が点々と出てきます。はじめは点々と泡が出てきてやがてそれがくっついて表面が泡におおわれます。泡が膜のようになってきます。
この状態が酵母膜。そのまま放置しておくとやがて泡は消えて容器の周りにお味噌のような感じでこびり付きます。そして黒い色のスジのようになります。これが正常な発酵過程だそうです。
A カビかどうか判断するときに①まず匂いを嗅いでみましょう!そして少しなめてください。 いつもと変わらない状態だと思います。
A ごくまれにカビが生える事があります。カビが生えた人は、きちんと作ったつもりでも砂糖の分量が少したりなかったという結果です。その家の環境(特に温度と湿度)はそれぞれ違いがありますから(マンションと一戸建て。標高の差など)仕込んだ砂糖の量がたりないとカビが生える事があります。
Q手作り酵素が終わりそうなので作りたいが、今はどんな物で作ったら良いか?
A 私は四季の酵素をお勧めしています。旬の物で作りましょう。しかし旬の物といっても現在は1年中いろいろな物を売っています。貯蔵していない物(リンゴなどは貯蔵して1年中売ってます)。今収穫されている物、産地をよく見て確認しましょう。解らない場合はお店の方に聞きましょう。
*旬の物に一番栄養があります。酵素もあります。今、3月は、イヨカン、ポンカン、デコポン、ハッサク等の柑橘類。ニンジン、ウド、ふきのとう、菜花(少し)ブロッコリー、カリフラワーなど。旬の物に関心を持ちましょう。
「野草」は、ギシギシ、ヤグルマソウ、ヨモギ、イヌノフグリ、タンポポ、ホトケノザなど群馬では出てきています、西日本の地域や暖かい地域ではもう作れますね。
Q私は力が無くて重い物が持てないので、一度にたくさん作れない。 体長が悪いのでたくさん作れないどうしたら?
A 材料2㎏で約2リットルのエキスがとれます。約1ヶ月分ですね。今の食生活で足りない酵素を摂るなら1日原液60ccが必要なので、1日60cc×30日=1800cc → 1,8リットル。12ヶ月×12ヶ月=約21リットル なので 材料トータル20㎏で作れば1年飲めます。
*その時期の旬な物で少量作り、ブレンドして行けば種類も増えるし、まろやかになります。
*フランスの「ボルドーワイン」は複数のブドウ品種の物をブレンドし1つのワインに仕上げます。この技術を「アッサンブラージュ」と言いおいしさのヒミツです。*野草酵素も実りの酵素(果実・野菜)もこうやって同じ季節のものを少量作り、ブレンドして飲むと良いです。
Q新しく作った酵素と古い酵素の違いはありますか?
A 新しい酵素は、新鮮でパンチ力があります。飲むとすぐに体にしみこむのが解ります。
*古い酵素は熟成されてまろやかになり、分子集団が小さくなり吸収が良くなります。体調が悪くなった時などに飲むとスーッと体に吸収されます。ずっと発酵が続いているので微生物が酵素を作り、「微生物酵素」が増えます。
*飲む順番としては、まず新しく作った酵素を飲み古い物は備蓄しておきましょう。災害時に役立ちます。避難生活で役立っています。水がなくてもも飲めます。
Q春の酵素と秋の酵素。飲むのをチェンジする時期はいつが良いですか?
A 昔から暑さ寒さは彼岸まで。と言われています。この頃を目安にチェンジすると良いでしょう。
★我が家の場合は3月下旬から春(野草)酵素を飲み始めます(その年によって変わりますが)。体が春の酵素を欲しがっているのが解ります。
★秋は9月になると梨、イチジクやプルーンなどが出てくるので秋の酵素を作り始めます。その酵素が出来上がったら秋の酵素を飲み始めます。
Q去年作った酵素と今年作った酵素を混ぜて良いですか?(保存・飲むとき)
A 発酵の時間が1年違うので熟成度が違います。混ぜないようにしましょう。古くなればなるほど発酵により分子が小さくなるので古い酵素は貴重品です。
Q春の酵素と秋の酵素を混ぜても良いですか?
A 春はなのもない大地に芽が出て伸びる時期(成長のエネルギー)。秋は実がなってそこに新しい命が生まれ体を春まで維持するエネルギー。栄養やエネルギーが違うので混ぜない事。
Q酵素を飲むとき炭酸水で割って良いですか?
A 酵素反中性でよく働くのです。炭酸水は酸性なので嗜好品的に飲むと良いです。美味しい。体質改善したい方は水(中性)で飲むと良いです。
Q酵素を牛乳やヨーグルトで割って良いですか?
A 乳製品と一緒に飲むと乳製品のある成分が効果を下げるそうです。 実際にヨーグルトにかけて飲んでいた方が水で割って飲むようになったら効果が劇的にアップした例があります。 でも牛乳やヨーグルトと摂るととっても美味しいです。焼酎割りもサワーも美味しいです。楽しんで飲むのも良いですね~!